隣のあの人はもしかして?新NISAをやっている人は何人に一人?

投資

2024年にスタートした新NISA(少額投資非課税制度)は、投資家や資産運用に関心のある人々の間で大きな注目を集めています。

非課税枠の拡大や制度の恒久化など、旧NISAから大幅に改善されたこの制度は、多くの人にとって資産形成の強力なツールとして期待されています。

でも、ふと疑問に思いますよね。「隣のあの人はもしかして新NISAをやってる?」と。

実際、新NISAを利用している人はどれくらいいるのでしょうか?この記事では、最新の調査結果をもとに、新NISAをやっている人が何人に一人なのかを探っていきます。


新NISAとは?制度の概要と特徴

まず、新NISAがどんなものかを簡単に整理しましょう。

新NISAは、2024年から始まった日本の非課税投資制度で、株式や投資信託などの金融商品に投資する際、一定の条件のもとで得られる利益が非課税になります。

旧NISAと比べて使いやすさがアップしたことで話題になっています。

主な特徴は以下の通りです:

  • 年間投資上限額の拡大:
    • つみたて投資枠:年間120万円
    • 成長投資枠:年間240万円
  • 非課税保有期間の無期限化:旧NISAでは5年や20年という制限がありましたが、新NISAでは無期限で非課税が適用されます。
  • 投資枠の併用:つみたて投資枠と成長投資枠を同時に利用可能。
  • 生涯投資枠:最大1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円)まで非課税で投資できます。

これらの特徴から、新NISAは長期的な資産形成を目指す人にとって、とても魅力的な制度と言えます。


新NISAの利用率は?調査結果から見える実態

では、本題の「新NISAをやっている人は何人に一人?」に迫るため、実際の利用率を見てみましょう。

複数の調査結果がありますが、興味深いことに数字にはばらつきがあります。

2024年7月の調査

2024年7月に株式会社400Fが運営する家計診断・相談サービス「オカネコ」のユーザーを対象に実施した調査(調査対象:全国の「オカネコ」ユーザー919人)では、新NISAの利用率が**52.6%**と報告されています。

つまり、調査対象の半分以上が新NISAを利用している計算です。

これはかなり高い数字ですが、注意が必要です。

この調査は、投資に興味がある人や特定のプラットフォームのユーザーに偏っている可能性があり、日本全体の利用率をそのまま反映しているとは限りません。

2024年2月の調査

一方、2024年2月に楽天インサイト株式会社が全国の20~69歳の男女を対象に実施した調査(調査対象:1,000人)では、新NISAの認知度は8割を超えているものの、実際に利用している人は**24.2%**にとどまるとされています。

この調査では、年収400万円未満の人の過半数が資産運用自体をしていないことも明らかになっています。

資金に余裕がない人が多いことが、利用率に影響しているのかもしれません。

2025年1月の調査

さらに、2025年1月に株式会社ロイヤリティ マーケティングが実施した調査(調査対象:全国の20代~60代の男女、詳細な人数は非公開)では、利用率が約3割(30%程度)と報告されています。

この数字は2024年7月の52.6%と大きく異なりますが、調査のタイミングや対象が異なるため、結果に差が出るのは自然なことでしょう。

これらの調査を見ると、新NISAの利用率は20%~50%超と幅広く、状況によって大きく変わることがわかります。


利用率がバラバラなのはなぜ?影響する要因とは

なぜこんなに調査結果が異なるのでしょうか。その理由をいくつか考えてみましょう。

1. 調査対象の違い

調査対象が誰かによって、結果は大きく変わります。

たとえば、投資に積極的な人を対象にした調査では利用率が高く出ますが、一般の人々を広く対象にすると低くなる傾向があります。

2024年7月の調査は「オカネコ」ユーザーという投資に関心が高い層を対象にしているため、利用率が高く出ていると考えられます。

2. 収入や資金の余裕

新NISAを利用するには、ある程度の余剰資金が必要です。

年収が低い人や貯蓄がない人は、投資に回すお金がないため、利用しないケースが多いです。

2024年2月の調査で、年収400万円未満の人の過半数が資産運用をしていないとわかったのも、この点を裏付けています。

3. 投資への関心や知識

投資に興味がある人や知識を持っている人は、新NISAを積極的に使う傾向があります。

逆に、「投資って難しそう」「リスクが怖い」と感じる人は、制度を知っていても手を出さないことが多いです。

4. 制度の理解度

新NISAの認知度は高いものの、細かいルールやメリットを理解していない人もいます。

制度が複雑だと感じたり、旧NISAとの違いがわからないと、利用をためらう原因になるかもしれません。


結論:新NISAをやっている人は何人に一人?

結局のところ、「新NISAをやっている人は何人に一人?」という問いに、ピッタリした答えを出すのは難しいです。

調査結果が20%~52.6%と幅広いため、状況次第としか言えません。

ただし、これらのデータを総合的に見ると、おおよそ3人から5人に1人(20%~33%程度)が新NISAを利用している可能性が高いと考えられます。

傾向としては、以下のような人が新NISAを利用しているようです:

  • 投資に興味がある人
  • ある程度資金に余裕がある人
  • 資産運用を積極的に考えている人

逆に、資金や知識がない人は、まだ様子見をしている場合が多いのかもしれません。


最後に:今後の動向にも注目!

新NISAの利用率は、調査によって異なるものの、投資に関心のある層を中心に広がっているのは確かです。

今後、制度の認知度がさらに高まったり、投資教育が進めば、利用率が上がる可能性もあります。

経済状況や個人の収入も影響するので、引き続き動向を見守る価値があります。

「隣のあの人はもしかして?」と思うなら、まずはあなた自身が新NISAを調べてみてはいかがでしょうか?

資産形成の第一歩として、新NISAは強力な味方になってくれるかもしれません!

タイトルとURLをコピーしました