初心者向け!PERとPBRの分かりやすい解説

投資

こんにちは!

株式投資に興味はあるけれど、「PER」や「PBR」といった専門用語が難しくてよく分からない…

そんな初心者の皆さんに向けて、今回は**PER(株価収益率)PBR(株価純資産倍率)**をできるだけ簡単に、そして分かりやすく解説します。

この2つの指標を理解すれば、株価が「割安」なのか「割高」なのかを自分で判断するヒントが得られますよ。

さっそく一緒に見ていきましょう!


1. PER(株価収益率)とは?

PERの基本的な意味

PERは、株価が企業の1株当たり利益(EPS)の何倍になっているかを示す指標です。

簡単に言えば、「この企業の利益に対して、投資家がどれだけの金額を払っているか」を表します。

イメージとしては、「利益の何年分を前払いしているか」と考えると分かりやすいです。

イメージしやすい例

例えば、あなたが友達にお金を貸して、友達がそのお金で毎年100円の利益を出すとします。

あなたが1,000円を貸した場合、PERは10倍(1,000円 ÷ 100円)です。

つまり、10年分の利益を先に払っている感じです。

もし1,500円を貸したら、PERは15倍(1,500円 ÷ 100円)になります。

PERの計算方法

計算式はシンプルです:

  • PER = 株価 ÷ EPS(1株当たり利益)

例えば、株価が1,000円で、EPSが100円なら、
PER = 1,000円 ÷ 100円 = 10倍

PERの見方

  • PERが低い(例:10倍以下):株価が利益に対して安い、つまり「割安」かも。投資のチャンスと考える人もいます。
  • PERが高い(例:20倍以上):株価が利益に対して高い、つまり「割高」かも。ただし、将来の成長が期待されている企業だと、高いPERでも注目されます。

注意すること

PERは「現在の利益」に基づいているので、将来の利益が大きく変わる可能性は反映されていません。

また、業界によってPERの標準値が異なるので、同じ業界の企業と比較するのがおすすめです。

例えば、IT企業は成長期待でPERが高め、製造業などは低めが一般的です。


2. PBR(株価純資産倍率)とは?

PBRの基本的な意味

PBRは、株価が企業の1株当たり純資産(BPS)の何倍かを示す指標です。

BPSとは、企業の資産から負債を引いた「純資産」を株式数で割ったもの。

つまり、「企業の資産価値に対して株価がどれくらいか」を表します。

イメージしやすい例

友達の会社が資産100万円を持っていて、借金が0円だとします。この場合、純資産は100万円です。

あなたがその会社の株を100万円で買えば、PBRは1倍(100万円 ÷ 100万円)。資産価値と株価が同じです。

もし50万円で買えたら、PBRは0.5倍(50万円 ÷ 100万円)で、資産価値の半額で買えたことになります。

PBRの計算方法

こちらも簡単な計算式です:

  • PBR = 株価 ÷ BPS(1株当たり純資産)

例えば、株価が1,000円で、BPSが500円なら、
PBR = 1,000円 ÷ 500円 = 2倍

PBRの見方

  • PBRが1倍以下:株価が資産価値より安い、つまり「割安」。資産を安く買える可能性があります。
  • PBRが1倍より高い:株価が資産価値を超えている。これは、企業の将来性やブランド力が高く評価されている場合に起こります。

注意すること

PBRは「資産」に注目しているので、利益が少ない企業や資産が多い企業(例えば不動産会社)で役立ちます。

でも、IT企業やサービス業のように、資産が少なくても利益をたくさん出す企業では高くても魅力的です。

また、資産の質(古い設備や売れない在庫など)もチェックが必要です。


3. PERとPBRの違いと使い分け

PERとPBRはどちらも株価の「割安・割高」を判断する指標ですが、注目しているポイントが違います

  • PER:企業の「利益」に注目。収益性の評価。
  • PBR:企業の「資産」に注目。資産価値の評価。

どうやって使い分ける?

  • 成長株(将来大きく伸びそうな企業):PERが高くても、将来の利益が期待できるなら投資対象に。
  • 割安株(資産価値が高い企業):PBRが1倍以下で、資産を安く買える可能性があるなら注目。

両方を使ってみる

PERが低くてPBRも低い企業は、利益も資産も評価されていない「隠れたお宝株」かもしれません。

ただし、なぜ低いのか(業績が悪い、将来性がないなど)をしっかり調べましょう。


4. 具体的な例で理解しよう

例1:安定した利益を出す企業

  • 株価:1,000円
  • EPS:100円 → PER:10倍
  • BPS:800円 → PBR:1.25倍

PERが10倍で割安感があり、PBRは1.25倍で資産価値より少し高め。安定した利益を出すサービス業などにありそうですね。

例2:成長中のIT企業

  • 株価:2,000円
  • EPS:50円 → PER:40倍
  • BPS:200円 → PBR:10倍

PERが40倍と高く、PBRも10倍。資産は少ないけど、将来の利益に大きな期待が寄せられている典型的な成長株です。

例3:資産が多いが利益が少ない企業

  • 株価:500円
  • EPS:10円 → PER:50倍
  • BPS:1,000円 → PBR:0.5倍

PERは50倍と高いけど、PBRは0.5倍で資産価値に対して激安。利益は少ないけど資産をたくさん持つ企業(不動産など)にあり得ます。


5. PERとPBRを使うときの注意点

PERの注意点

  • 利益の変動:一時的に利益が上がったり下がったりすると、PERが歪むことがあります。
  • 業界差:業界ごとに標準的なPERが違うので、他社と比較しましょう。

PBRの注意点

  • 資産の質:数字上の資産が実際の価値と一致しない場合も。
  • 見えない価値:ブランドや技術力など、資産に計上されないものはPBRに反映されません。

6. まとめ:PERとPBRで投資の第一歩を

PERとPBRは、株価の「割安・割高」を判断する便利な指標です。でも、これだけでは決めないでください

企業のビジネス内容、業界の状況、経済全体の環境など、他の情報と一緒に考えるのが賢い投資のコツです。

初心者へのポイント

  • PER:利益に対する株価。低ければ割安、高ければ成長期待かも。
  • PBR:資産に対する株価。1倍以下なら割安、高ければ将来性への評価。

この2つを使って、企業の「利益」と「資産」の両方から見てみましょう。投資判断がぐっとしやすくなりますよ!


以上、PERとPBRの初心者向け解説でした!これで、ニュースや株の情報が少し身近に感じられるはず。

投資にはリスクもありますが、知識を増やすことで賢く挑戦できます。この記事が参考になれば幸いです!

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